2015年09月16日

楽しみにしていた『EINSTEIN ROMANCE』届きました。

楽しみにしていた『EINSTEIN ROMANCE』届きました。

驚いた。実はちょっと高をくくっていたところがあったんですが、見事にやられました。これは正に鳥肌ものです・・・。
めくった瞬間からなんともいえないドキドキ・ザワザワという感覚、そして次第に切なさが湧いてきて、見入ってしまいます。

露光時間が長いはずなのに、なんだこの突き刺さるような刹那感は。瞬間を表現するのに長い時間でアプローチするというパラドックス。しかしそれが1/1000秒で撮られた写真よりも「瞬間」をリアルに感じさせるという逆説。それはきっとこの作品が、「機械的瞬間」ではなくて「人が感じる瞬間」に切り込んだからだと思えます。

高速で流れ去る景色からは、決してとどまることの無い時間と決して同じ時間にとどまることができない宿命を負った人間のやるせなさがあふれてきます。どんなに美しい景色もたちまち飛び去ってしまう。しかしなんとかそれを止めようとする人。それがまさに景観とレンズとの相克の図となって切り取られているように思えます。

時間という「冷たい法則」は真一文字に走る無数のストライプとして現れ、その間隙を縫って垣間見える人の営みの縮図。しかしそれは幻のように儚く、実体に見えたものがたちまち形を変え失われていく、滅びの美の様相も見え隠れするように感じました。

これは、今までに無い手法で、人の世の姿を描いた作品だと僕は思います。
そしてまた見る人によって様々な解釈をもたらすであろう素晴らしい作品集だと思います。装丁も印刷も素晴らしいです。

ぜひ、手にとって見てください。


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2015年09月15日

大きくて、そして重たい写真集を手に入れた。

大きくて、そして重たい写真集を手に入れた。
「アインシュタイン ロマンス」(所幸則2015)
クラウドファウンディングで、その誕生に関わった1冊だ。
http://www.amazon.co.jp/dp/490412054X

その重たさは、物理的なものだけではない。

以前、「所幸則写真展-アインシュタイン ロマンスをめぐる冒険」( 2015,7/1-9/25 ESPACE KUU )のタブロイド紙に向けて「これは『1冊のタイムマシン』である」と書いた。
我ながらずいぶん大げさな事を書いたもんだなぁ、と思いつつ、その実物がようやく手元に来たのだ。

少し的外れかも知れないが、この写真集を手にとって、感じた事を綴る、、、。

自分は、一体何を生業としているかよく分からなくなるときがあるが、実は印刷会社の営業マンである。元々は出力屋あがりなので、2割くらい技術畑でもある。一応世界に数えるほどしかない印刷大学のうちLondon College of Printing and Distributive Trades (現在のUniversity of the Arts London)にて、印刷技術を1年半学んだ。そこで、版画をやっている学生から、複製技術としての網点の商業印刷が、オリジナルに比べいかに醜く、表現力が乏しいものであるかを、思い知らされた記憶がある。

この写真集を拡大して見てみると、網点が普通の印刷物とは全く違う。今回、写真集につけてもらった、オリジナルプリント(FMスクリーニング)のテストプリントと比べてみるとその違いがよくわかる。モノクロ印刷なのでスクリーン角度が1種類のはずなのに、カラー印刷のように複数の角度があるのだ。墨とグレーのインキ数色で黒の多色刷りがなされている。

20年近く印刷営業やっているが、こんな贅沢な印刷物は1度も手掛けた事は無い。出版文化の無い地方にいると、まずお目にかかれない代物だ。

デジタルで何でも出来てしまうご時世でも、墨の色分解はなかなか難しい。正確には墨は色ではないので、色分解ではないのだが、ある種の濃度セパレーションだ。きっと、素晴らしい製版技術者が手掛けたに違いない。そのような技術を受け継いでいくためにも、こういったクオリティーの高い作品が、世に出続けて欲しいと思う。

オフセット印刷は「網点」の集合である。では、プロの写真家が使うインクジェットは「網点」ではないのか、、、否である。やはり吹き付けられたインクの、より小さな「網点」なのである。スクリーニング方式が違うのだ。それでは、印画紙の乳剤は、、、。同じように拡大を続けていけば、結局は粒子が現れる。アトムの世界だ。

ここで、所幸則氏の「人も車も一瞬も停止していない。…光も影も停まってはいない」という言葉を思い出す。どんなにシャッタースピードを上げても、その瞬間の中には時間が流れている、、、。そして彼は「1秒(One Second)という時間経過の間に起こる事実を1枚の写真で表現することにした」のだ。

まさに、写真集の粒子の世界と同じだ。どれだけ拡大しても、その中には無限の粒子が織り込まれている。オフセット印刷とは、180lpiのスクリーン線数でそれを切り取ったのだ。ここには、ベンヤミンの言うオリジナルのアウラが、複製技術である写真集にもかかわらず、確かに存在する。

アインシュタインロマンスでは、One Secondとは逆に、撮影者である所幸則氏が高速で移動している。では、果たして被写体であるビルや富士山は動いていないのか。否、新幹線の時速300kmの優に5倍のスピードで、日本列島のある地球は自転している。

時間をいくら細かく切り取っていっても、マトリョーシカの様に新たな時間の流れが見えてくる。写真の解像度を、印刷のスクリーン密度をいくら高めても、その中にフラクタルな自己相似な粒子が現れる。そこで、マトリョーシカの背負った物語をすべて写し取ろうとした所幸則氏。
マクロコスモスとミクロコスモス。

そして、マトリョーシカで遊ぶ自分が、無限の時間の中に閉じ込められた人形である事を、ふと気づかされる、、、そんな写真集。

この写真集は「1冊のコスモス(宇宙)」である。

※上から
大きい写真集 表紙/裏表紙
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プレミアムのテストプリント
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写真集 拡大(×50)
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普通の印刷 拡大(×50)
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テストプリント 拡大(×50)
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2015年09月10日

月刊カメラマン9月20日売りのモノクローム特集にファインアート部門代表ででてます。

月刊カメラマン9月20日売りのモノクローム特集にファインアート部門代表ででてます。
みんな買って見てね。
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2015年09月08日

■ところのほんとのところ[121]完成版「アート県」で写真を教えて来た。ちょっとだけ間違やニュアンスの違いがあったので直しました。

僕は今新たな岐路に立っているのかな。

母が五、六年前から急激に体調が悪くなってきて、父が[ところ]が生まれて
記憶にないほど必死な決意を持って、高松から渋谷にやってきたのはその頃。

渋谷の家を叩き売りでもいいから処分しろと必死の父、もともと父も母も嫌いでも喧嘩して
東京に酢出るわけでもなかったので、高松と渋谷の二重生活が始まった。

[ところ]は、高松では母の顔を見て話すことぐらいしかすることがないなと
思っていたけれど、うまくプレゼンが通り、高松のシンボルというべき高層ビ
ルの中でファインアートフォトの初歩を教えることになった。

香川県が「アート県」なんて言い出した時期だったので通ったのだろう。

写真に関しては受講生たちは、かなり真摯に取り組もうとしていたが、もとも
と引退後に写真を楽しもうという人たちや、きれいな故郷や貴重な行事を撮る
大ベテランはたくさんいても、いわゆるアーティストとしての写真家はココに
は誰もいない……。まあファインアートとしての写真家となると西日本にもほ
とんどいないわけだけど。

正確には、世界に誇る巨大産業としてのカメラメーカーが喜ぶタイプの、機材
を沢山買ってくれる、自称写真家はたくさんいたりするけれども。ファインア
ートフォトグラファーと呼べる人がいない。

少し教えてみれば、なかにはもういっぱしの写真家気取りの人達もでてきたり
して、本当の文化度というのはなかなか上げられるものではないということを
実感している[ところ]です。(これはまあ西洋美術の文脈での話だけど)

もちろん、すごく一生懸命な人もいるし、マイペースで写真を楽しみ続けてい
る方もいるし、そういう人にはなんとか適切な指導をしたいと思っています。

5月には母も亡くなり、あまりに広い実家には人のいい父ひとりとなって、近所
に住む[ところ]が時々顔を出したり、息子の小さな娘が来るので書道や算数を
教えたりして寂しさを紛らわせている。

高松にいる理由の30%ぐらいはなくなってしまったのかな。

[ところ]に真摯に教わりたいと思ってる人はいるけれども意外とココには少な
そうです。それを求めても得られない人も日本には沢山いるのに。何人の人が
[ところ]に教わりたいと本気で思っているのだろうか。

年間200万近い学費+居住費を払っても[ところ]が所属している大学に入学
できる人もいれば、無理な人もいる。

香川に住んでいるというだけで、月3000円のプリント部屋がある。プリンター
は[ところ]の持ち出し、作品を見てと言われればきちんと見る。

それでも[ところ]の行動にむっとしてやーめた、といってやめていく人もい
る。どれだけ贅沢なのか、岐阜や富山や新潟の人が[ところ]に作品を見て欲
しい、意見を聞くだけでもいいと言いながら、その機会がなく断念している。
どれだけありがたみがないんだろうか……。

安く与えられたものはもっと安くていいんじゃないか? とか、ああいう行動
はなんかヤダ、だとか本気で何かを成し遂げたいと思う気があればいい年齢の
人がそんな事言うんだろうか?

県のお金で安くフォトラボKに入り、そのあとも月3000円でチャンスがある。
そんな好条件でもお金がもったいないという。

kラバーズの理念に賛同して入ったはずなのに、いまから繁忙期だからやめる?
毎回展示できるわけでもないんだから、他の仲間への援助とは考えられない?

[ところ]はこの土地の人にとって必要なんだろうか?

[ところ]は大学三年生の講義を受け持っているが、それが一年間に七回だけ
なのだ。学生だってお金持ちの子ばっかりじゃないんだ。バイトで必死な思い
をしながら来ている子もいるんだ。

良くも悪くも災害もなく穏やかな気質で住みやすい県ではあるが、甘えてる人
も多い。[ところ]に少し教わって上手くなって、もうそこそこ自分でやれる
と思ってる甘過ぎる人が多すぎるように思う。

田舎なら「あらうまいわねー」とか言われるんだろうけど、かなり幻滅してる
[ところ]です。

香川の豊かな自然、美味しい食材、温暖な気候、知らなかった絶景。沢山いい
ところはあるんだけど、本格的な美大もないというのが[ところ]にとって一
番の問題なのかもしれない。

そこで育った人には理解できないことが多いんだろうな、まったく発想が違う
んだろう。とても残念……。もっとも6期生で最後まで頑張った人は随分ちゃ
んとしていたのでもう少し踏ん張るかなとおもう「ところ」でした。

●PARADOX ─ TIME アインシュタイン・ロマンスをめぐる冒険 ─
Yukinori TOKORO 所幸則写真展
会期:2015年7月1日(水)〜 9月25日(金)10:00〜19:00 入場無料
会場:ESPACE KUU 空(エスパス・クウ)
   東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学5号館一階
< http://taisho-kuu.tokyo/ >


【ところ・ゆきのり】写真家
CHIAROSCUARO所幸則 < http://tokoroyukinori.seesaa.net/ >
所幸則公式サイト  < http://tokoroyukinori.com/ >
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2015年09月06日

表参道でハービー山口さんと写真の話をしながら写真集アインシュタインロマンを見せる。凄いっていって買ってくれて^_^;うれしい。ワンセコンド渋谷も好きで買ってくれたそうだ^_^;知らなかった。

新宿御苑の蒼穹舎に14冊のアインシュタインロマンにサインをして、表参道でハービー山口さんと写真の話をしながら写真集アインシュタインロマンを見せる。凄いっていって買ってくれて^_^;うれしい。ワンセコンド渋谷も好きで買ってくれたそうだ^_^;知らなかった。その後原宿の70年代展にハービーさんの展示を見に行って説明してもらいました。
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2015年09月02日

■ところのほんとのところ[120] 《ココいただき! とは言ってても……》


最近、オリンピックのエンブレムの問題で、あるデザイナーに関する記事を見ない日はない。

[ところ]は最初にエンブレムを見たときに、なんだかつまらないデザインだ
なぁという印象だけだったが、それがベルギーの劇場の盗用ではないかという
話になり、そのベルギーの劇場はなんと王立だったということが報じられた。

あるデザイナーは弁明のプレゼンテーションをして、それを見た瞬間はそういうこともあるのかなぁと、いったんは思わされた。
言葉の上なら黒を白と言いくるめる事は可能だ。彼はその一点に長けているのだろう。
だが、そのあとある企業の
トートバッグを盗用だと認めてから雲行きは怪しくなった。

だけど、それとこの件は別の話だなあというのが[ところ]の感想。

企業に頼まれ商品を売るためのポスターを作ったり、商品開発段階でのデザイ
ン案を作ったり、どれもデザイナーの仕事だ。元々人がデザインして作ったフ
ォントを選んで仕事をする人でしょう。

[ところ]は超一流企業とも少なからず仕事をしてきたが、彼らとの会話から、
このネタ使えるなあとか、これパクれるとか、そんな言葉がよく聞こえてきたのを覚えている。

しかしその頃は、インスピレーションを得たという意味で使ってる人もいたし、
じっさい学生の写真作品のアイデアをそのままで、超一流のプロ集団(カメラ
マン、スタイリスト、ヘアーメークアーティスト)の力を借りて、元の100倍
良くして大企業の広告に使用している教授の姿なども見てきた。

それでも遥かに良くなってるから、学生の僕らはアイデアを利用されてること
を怒ってはいなかったし、逆に自分たちのアイデアがそこまで良いものになる
ことに夢を感じたし自信もついた。

今回の件で、そのデザイナーの仕事をいろいろ見せられる(SNS等で強制的に
目に入る)ことになって、仕方なくつきあっていたが、そういった元のアイデ
アを、まったく違うレベルに引き上げたりしているように感じるものは、残念
ながらなかった。

[ところ]が知っているような、50代〜60代のデザイナーは違ったと思う。つ
まらないけどおもしろい切り口をしたもの見つけたとき、僕ならこう展開させて面白いもの、かっこいいものにして行く、という人が多かった。

ココいただき! とは言ってても、やってることは噂の彼とは明らかに違った
のだ。

それは、商業広告の世界が予算を失い、魅力を失い、優秀な人材が他に流れて
いったという事情もあるのだろうし、企業が予算削減ばかり考えるようになり、
噂の彼のような考え方で、安易で素早くお手軽にネットで探して持って来る便
利なデザイナーをスターのようにもてはやし、作り上げて行ったのだと思う。

そして、二年前に銀座で開かれた20世紀モダン・タイポグラフィの巨人ヤン・
チヒョルトの展覧会の旗やポスターにあるビジュアルのほうが、噂の彼の原案
だという話も出てきた。

だからといって、最終案のデザインに似ているベルギーの劇場が黙っているは
ずもない。そういうものを真似て提出するだけの人だという評価が、より鮮明
になっただけだ。

そして、広告写真家も今同じような状況に置かれているんじゃないだろうか。
[ところ]が2006年に決別した世界だから、細かい変遷はそんなによくはわか
らないけれども。

写真を盗用したらあまりにすぐわかってしまうから、そこまでは行っていない
かもしれないが、例えば2010年に上海のギャラリーで開催された[ところ]の
個展「上海1秒」のメインビジュアルは、まったく知らない、縁もゆかりもな
い人に使われていました。

この人、N◯Tの「ド◯モ国際事業部担当部長」だったらしいことがわかっちゃ
いました。著作権や個人情報に一番気をつけなきゃいけない、元日本の通信の
フラッグシップだった会社の人だけにがっかりですよね。

すでに彼のブログの表紙は、上海の友人の指摘で直していますが、スクリーン
ショットを撮ってあるので、これが証拠。
< http://blog.dgcr.com/…/d…/archives/2015/09/01/images/001.jpg >

さて、ところの新作写真集が発売になったばかりですが、ここで買えます。

< http://www.amazon.co.jp/dp/490412054X/ >

丸山直樹さんの感想は的を得てるなと思ったので、紹介します。

週末に写真家・所幸則氏の新しい写真集「アインシュタインロマン」を手にい
れました。ファウンディングでも応援していたので、とても楽しみに期待して
いました。前回の「ワンセコンドSHIBUYA」に比べ、サイズが大きく迫力が凄
いです。

内容ですが新幹線に乗った写真家が、秒速83.333mの高速移動体となり撮影し
ています。見慣れた景色が、高速移動体の視点で変容していく様がとても新鮮
で、驚きを伴った感動があります。それに対して遠くの変容しない景色、神々
しい富士との対比が従来の風景写真とは全く異なる、新しい美しさを見せてく
れます。

今回の作品の中で最も心に残ったのは、高速移動体の視点で造形が変容し、見
たことも無い造形もしくは痕跡のみが撮影された作品群です。

表現出来る言葉が上手く選択出来ないのですが感動と表裏一体、いい意味のぞ
くっとする感覚があります。

思ったのは、統一理論の候補である超ひも理論でいう十次元の普段見えていな
い次元の片鱗が、この新しい芸術写真表現で我々の前に現れたのではないか。
この写真集は、芸術写真のみならず実証物理学の写真集でもあると感じました。

この様な新しい世界に導いてくれる写真家は、揺るぎない孤高の視点とタイト
ルにもある、ピュアなロマンスを持つ方だろうと思いました。

●PARADOX ─ TIME アインシュタイン・ロマンスをめぐる冒険 ─
Yukinori TOKORO 所幸則写真展
会期:2015年7月1日(水)〜 9月25日(金)10:00〜19:00 入場無料
会場:ESPACE KUU 空(エスパス・クウ)
   東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学5号館一階
< http://taisho-kuu.tokyo/ >
posted by tokoro at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

所幸則写真集『アインシュタインロマン』 大型本 – 2015 所幸則写真集『アインシュタインロマン』 大型本 – 2015 所幸則写真集『アインシュタインロマン』 大型本 – 2015 所幸則写真集『アインシュタインロマン』 大型本 – 2015 所幸則写真集『アインシュタインロマン』

Naoki Maruyamaさんの感想がなかなかいい。
週末に写真家所幸則氏の新しい写真集アインシュタインロマンスを手にいれました。ファウンディングでも応援していたので、とても楽しみに期待していました。前回のワンセコンドSHIBUYAに比べ、サイズが大きく迫力が凄いです。
内容ですが新幹線に乗った写真家が、秒速83.333mの高速移動体となり撮影しています。見慣れた景色が、高速移動体の視点で変容していく様がとても新鮮で、驚きを伴った感動があります。それに対して遠くの変容しない景色、神々しい富士との対比が従来の風景写真とは全く異なる、新しい美しさを見せてくれます。
今回の作品の中で最も心に残ったのは、高速移動体の視点で造形が変容し、見たことも無い造形もしくは痕跡のみが撮影された作品群です。表現出来る言葉が上手く選択出来ないのですが感動と表裏一体、いい意味のぞくっとする感覚があります。思ったのは、統一理論の候補である超ひも理論でいう十次元の普段見えていない次元の片鱗が、この新しい芸術写真表現で我々の前に現れたのではないか。この写真集は、芸術写真のみならず実証物理学の写真集でもあると感じました。
この様な新しい世界に導いてくれる写真家は、揺るぎない孤高の視点とタイトルにもあるピュアなロマンスを持つ方だろうと思いました。
http://www.amazon.co.jp/%E6%89%80%E5%B9%B8%E5%89%87%E5%86%99%E7%9C%9F%E9%9B%86%E3%80%8E%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%80%8F-%E6%89%80%E5%B9%B8%E5%89%87/dp/490412054X/ref=sr_1_6?ie=UTF8&qid=1440503202&sr=8-6&keywords=%E6%89%80%E5%B9%B8%E5%89%87
posted by tokoro at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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